雨は

桜がよく見えるようになった。なにもしたくないのってずるい。逃げたいと思ってない。当たりたいと思ってない。ちゃんと話したら分かるのに。とか言って分かり合えることなんか何もないんだろう。なくていいのかな。ちょっとずつモヤモヤが消えてくような空だ。白くてなにもない。何もないと、なにもないは違う。毎日はすんすん進んでって過去の私を置いていく、なんて言ったら進めない人みたい。進めないのではなくて、進まない。その、右を、左を行く。どこまでも行けるのにどこにも行けてない。音楽ばっか聴いてばかになりそうな今日。困ると音楽に頼ってしまうんだ。みんな何を描いて生きるんだろ。例えばディズニーランドは夢の国だ。でもそれは、私たちなんかにとってじゃない。この地球のどこか遠くの寂しく苦しいのかも分からない子どもが想う夢の場所のひとつだ。カリブの海賊はあのジャングルの中に浮かぶ船は、どこかのジャングルであってどこかでは日常なはずだ。もしアトラクションに渋谷を駆け巡る電車みたいなのがあったら、どこかの国の子どもはアトラクションと思うだろう。そんなんで見えないものが見えたりする。この今は確実じゃないし。確実とは?革新とは?